カタクリ群生地
岐阜県可児市土田の鳩吹山斜面の群生地でカタクリの花が見ごろを迎え、約10万株が自生する群生地は、一面が薄紫に染まり、愛らしい花びらが春風にそよいでいました。
比較的日光の差す落葉広葉樹林の林床に群生し、早春に下を向いた薄紫から桃色の花を咲かせる。春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごし、葉には帯紫色の模様があるカタクリは春を告げる花です。早春の3〜4月のみ地上部を展開し、5月上旬頃には葉や茎は枯れてしまう。
カタクリは古く万葉集の中の大伴家持にも詠まれた。「もののふの八十娘子らが汲みまがふ、寺井の上の堅香子(かたかご)の花」

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