今 月 の 気 に な る 出 来 事
2023/06/30 Fri 日本と韓国の閣僚級による「日韓財務対話」が、東京で6年10カ月ぶりに開かれ、金融危機時に外貨を融通し合う「通貨交換協定」の再開で合意した。交換枠は最大100億ドル。協定は2015年に期限切れで終了しており、約8年ぶりの再開となる。 2023/06/29 Thu 損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構は28日、住宅向けの火災保険で、保険料の基準となる「参考純率」を全国平均で13・0%引き上げると発表した。自然災害の激甚化で保険金支払いが増えているためで、損保各社は経費を上乗せして値上げ幅を決める。 2023/06/28 Wed デジタル庁と日本フランチャイズチェーン協会は、コンビニアンスストアにおけるマイナンバーカード活用に関する協定を締結した。今後マイナンバーカードを活用した、酒類・たばこのセルフレジなど、省人化店舗での販売時年齢確認方法の検証や推進などで協力していく。 2023/06/27 Tue 北大西洋で沈没した豪華客船「タイタニック号」を見学するツアー中の潜水艇タイタンが海中で消息を絶ち、乗船客5人が死亡したとみられる事故。潜水艇の安全性が不十分だった可能性が指摘される中、潜水艇の運営会社が乗船客に対して、「死亡しても責任は負わない」という免責の書類に署名させていた。 2023/06/26 Mon 腎臓や肝臓などの臓器で起きている複雑な現象を、手のひらサイズのキットで再現する「臓器チップ」が注目を集めている。樹脂製の板の内部に複数の種類の細胞を流し込む実験装置で、病気の原因解明や創薬などへの応用が可能という。医学研究に不可欠な動物実験の削減につながることも期待されている。 2023/06/25 Sun ロシアの民間軍事会社ワグネルのトップ、プリゴジン氏がロシア南部の主要都市ロストフナドヌーにある軍事施設などを掌握したことを受け、プーチン大統領は「我々は裏切りに直面している」「ロストフナドヌーの状況を安定させるために徹底的な行動をおこす」と述べました。また、プリゴジン氏の行動を「反乱」だと非難した上で「関与したものは全員罰せられる」とのべ徹底して押さえ込む姿勢を強調しました。 2023/06/24 Sat 米連邦取引委員会は、米IT大手アマゾン・ドット・コムが利用者を誘導して同意なく有料会員サービス「アマゾンプライム」に入会させているとして、ワシントン州の裁判所に提訴した。消費者保護の法律違反にあたり、罰金などの金銭的制裁や違反行為の差し止めを求めた。 2023/06/23 Fri ウクライナ南部ヘルソン州のロシア支配地域とクリミア半島を結ぶチョンガル橋の道路がウクライナのミサイル攻撃で損傷し、交通が別ルートの迂回を余儀なくされていると、両地域の当局者が22日に明らかにした。 2023/06/22 Thu レギュラーガソリンの全国平均価格は5週連続で値上がりし、およそ9カ月ぶりに170円台に上昇しました。5週連続で上昇し、去年9月以来の170円台となりました。政府が石油元売り会社に支給している補助金が今月から段階的に縮小していることもあり、値上がりが続く見通しです。あすから、補助金はさらに減額されて、1リットルあたり9円となります。 2023/06/21 Wed 2025年大阪・関西万博に日本政府が出展するパビリオン「日本館」の建設工事について、予定価格内で応札がなく、入札が不成立となっていたことがわかった。政府は任意に建設事業者を選ぶ随意契約に切り替える。随意契約は競争が働きにくく、建設費が膨らむ公算が大きい。 2023/06/20 Tue ヤマトホールディングスと日本郵政は、物流サービスで協業すると発表した。ヤマトが現在、提供しているメール便「クロネコDM便」、小型便「ネコポス」を廃止。新たに「クロネコゆうメール(仮称)」、「クロネコゆうパケット(同)」として衣替えし、日本郵便が配達する。ヤマトと日本郵政グループが本格的に協業するのは初めて。 2023/06/19 Mon 18日は西日本から北日本にかけて気温が上昇し、気象庁によると3地点で、35度以上を記録する猛暑日となっている。特に関東の内陸部は厳しい暑さとなり、前橋市で全国最高の35・5度を記録した。群馬県伊勢崎市で35・3度、高崎市で35・0度と続いた。このほか、東京都心では31・1度の真夏日になり、7月下旬並みの暑さとなっている。 2023/06/18 Sun 米財務省は16日、主要貿易相手国・地域の通貨政策を分析した半期為替報告書で、日本を「監視対象」から除外した。継続的な為替介入をしていないことや、経常収支の黒字が縮小したことなどを考慮した。国・地域の指定が始まった2016年以降、初めて。 2023/06/17 Sat 日本銀行の植田和男総裁は16日の金融政策決定会合後、「(経済の先行きは)不確実性が高く物価目標の持続的・安定的な達成にはなお時間がかかる。粘り強く金融緩和を続けて行く」と語った。 2023/06/16 Fri 国立研究開発法人「産業技術総合研究所」の研究員の男が、自身の研究内容を中国企業に漏えいした疑いが強まったとして、警視庁公安部は、不正競争防止法違反容疑で男の逮捕状を取った。15日にも逮捕する。国の研究機関から中国への情報漏出が立件されるのは極めて異例だ。 2023/06/15 Thu 岐阜市にある陸上自衛隊「日野基本射撃場」で14日、入隊したばかりの自衛官候補生が、ほかの隊員に向けて小銃を発射し、3人が死傷した事件で、陸自トップの森下泰臣・陸幕長が記者会見し、「国民の皆様にご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ない」と謝罪した。 2023/06/14 Wed 東京湾アクアラインの渋滞緩和に向け、国土交通省と千葉県は今夏にも、時間帯によって通行料を変動させる「ロードプライシング」を試験的に導入する方向で最終調整に入った。現在はETC搭載の普通車で800円だが、交通量の少ない深夜は数百円割り引く一方、混雑する日中には数百円を上乗せして、通行車両を分散させる狙いだ。 2023/06/13 Tue Zホールディングス(HD)傘下のLINEは12日、証券事業から事実上撤退すると発表した。野村証券と共同出資している子会社「LINE証券」が証券事業を野村証券に譲渡する。譲渡手続きは、2024年中に完了する見通し。 2023/06/12 Mon 北朝鮮が近く、2回目の「軍事偵察衛星」の打ち上げを予告していることを受け、浜田防衛大臣は破壊措置命令を「当分の間」延長することを命じました。北朝鮮は先月31日には弾道ミサイルの可能性があるものを発射しました。しかしこの発射は「失敗」だったとして、近く、2回目の「軍事偵察衛星」の打ち上げを予告しています。 2023/06/11 Sun 観光目的の訪日外国人客受け入れを政府が再開してから1年が経過した。新型コロナウイルス感染拡大で激減していた客足は昨年秋以降、劇的に回復。ビジネス目的などを含む2023年の訪日客数は年間2千万人超のペースで推移している。右肩上がりで増えていた15年の1974万人を上回る水準だ。 2023/06/10 Sat 気象庁は、「エルニーニョ現象が発生しているとみられる」と発表しました。南米ペルー沖から中部太平洋の赤道域にかけて、海面の水温が平年に比べて高い状態が1年程度続く現象で、世界各地で高温や低温、多雨・干ばつなど、異常気象が発生する可能性が高くなると考えられています。 2023/06/09 Fri 新型コロナウイルスワクチンのコールセンター業務を巡り、人材派遣大手「パソナ」(東京)が自治体に過大請求していた問題で、パソナが再委託先の「エテル」(大阪市中央区)に対し、約9億円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴したことがわかった。 2023/06/08 Thu 国土交通省は、タクシーの料金算定にGPSを活用する「ソフトメーター」導入に本腰を入れる。運転手の業務効率化や、人工知能(AI)との連動による「ダイナミック・プライシング」の普及を促進する狙いがある。今年度中に、メーター性能の目安となる日本産業規格を制定する方針だ。 2023/06/07 Wed 6日の東京株式市場で日経平均株価(225種)が続伸し、終値は前日比289円35銭高の3万2506円78銭となった。改めて約33年ぶりの水準を付け、3営業日連続でバブル経済崩壊後の最高値を更新した。 2023/06/06 Tue 佐賀県は5日、弥生時代の大規模 環濠集落で国指定特別史跡の吉野ヶ里遺跡で出土した 石棺墓 の内部の調査を始めた。石棺墓の位置などから、邪馬台国が存在した弥生時代後期(2世紀後半〜3世紀中頃)に作られた有力者の墓の可能性があるという。 2023/06/05 Mon ウクライナ軍の司令官は、東部の激戦地バフムートでロシア軍が「大幅な損失」を強いられたと述べた。敵軍はバフムートで引き続き大幅な損失を被っていると述べ、「ウクライナ防衛軍は戦闘を続ける。われわれは勝利する」と宣言した。 2023/06/04 Sun 米国発の対話型AI(人工知能)サービス「チャットGPT」が注目を集めている。国内のIT企業や研究機関も和製生成AIの基盤技術の開発に乗り出した。ただ、日本語だけに特化すると収益化が難しいほか、著作権侵害といった共通する課題も抱えている。 2023/06/03 Sat 東京電力が早期の再稼働を目指す柏崎刈羽原発について、柏崎市の桜井雅浩市長は、「本当に東京電力という会社が再稼働を担うことができる会社なのかどうか、他の会社があるのかどうか、ということの自問自答を始めた」と語った。課題を積み残したまま新たな問題の発生が繰り返される事態に、信頼関係が揺らぎ始めていることを自ら認めた形だ。 2023/06/02 Fri 来年春、卒業予定の大学生らを対象にした企業による採用面接が政府のルールできょう解禁されました。生命保険大手の第一生命では今年はパーテーションを外し、マスクの着用は任意で面接を行っています。航空大手のANAは4年ぶりに客室乗務員の採用を再開し一次面接は今年もオンラインで行っています。リクルートによりますと大学生らの内定率はすでに72.1パーセントにのぼっています。 2023/06/01 Thu 法改正によって2020年4月から受動喫煙対策が強化されたことについて、4割強の人が「知らなかった」と答えたとする調査結果を国立がん研究センターがまとめ、世界禁煙デーの31日に発表した。 |