世界遺産の白川郷 | 津軽富士(岩木山) |
|
|
1995年12月6日ユネスコは「白川郷・五箇山の合掌造り集落」を”世界
遺産”として登録することに決めた。
国内では、白神山地、屋久島、姫路城、法隆寺、京都に次いで6番目の世界遺産。
同集落は今後、住民が生活を営みながら 、人類共有の遺産として保護、保存されることになる
飛騨の高山から西へ50Kmほど車を走らせると、白山の山なみが迫って庄川
の上流にでます。
その峡谷ぞいに大小の集落が散在するのが白川郷の村々です。
ドイツの建築学者ブルーノ・タウトは昭和10年(1935)、御母衣の遠山家
の調査に来村しました。
タウトは、合掌造りを見て「極めて論理的、合理的で日本には珍しい庶民の建築である」といいました。
彼のほめたたえたのは京都の桂 離宮と白川村の合掌造りだといわれています。
タウトは「日本美の再発見」とい う本を書き、白川郷を世界に紹介しました。
津軽平野にそびえる岩木山(標高1625m)は、地域の信仰の対象だったが、登山にも魅力的な山だ。
近年、津軽岩木スカイラインが完成し、8合目まではバスや車、9合目まではリフト、
そこから徒歩30分で山頂と気軽に上れるようになった。
本格派登山者には、昔ながらの登山道が百沢コースをはじめ6コースあり、鰺ヶ沢側へ下りることもできる。
普通は初心者でも容易に登れる穏やかな山だが、
コースや季節によっては装備や技術を要することもあるので要注意。
snowFX.class